アンサーコールバックユニットの取り付け

※車を加工することは危険と伴いますし、メーカーの保証も受けることができなくなります。
これらの加工はあくまでも自己責任で行ってください。発生した問題には対応しません。


当時(2001/9)、アンサーコールバックが付いた車は、ごく一部の車種に限られていました。
後付けしたがるユーザーのため市販品も多数が発売さえましたが、
ただ、けっこうなお値段がついていたかと思います。
そこで偶然ネットで販売されていた八木澤式を知り、 購入、取り付けを行った際の事後報告です。

注文はメールで行い、2日後には無事、キットが届きました。
届いた部品には、本体とリレー、そして説明書がありました。
本体とリレーには以下の色の線が取り付けられており、これらを車体と接続する必要があります。

本体
常時電源
ドアロック信号(+)
ドアロック信号(−)
パーキングブレーキ信号
リレー信号

リレー
常時電源
ハザード信号(2本)
リレー制御信号(本体の黄色と接続)


取り付け手順の概要
  1. リレーの取り付け
  2. リレーの動作確認
  3. 本体の取り付け
  4. 本体の動作確認
  5. パーキングブレーキ信号の接続
  6. 本体取り付け

基本ですがバッテリーは必ずはずしてから作業を行いましょう。故障、破損の原因になります。
1.リレーの取り付け
まず、インパネをはずします。
外し方は、SonyDriveのCarFittingを参考すると分かりやすいと思います。
ネジを4本はずして、パネルを前に引き抜きます。
ハザードスイッチの裏側にあるコネクタの線に、リレーの信号線を接続します。

緑/青 - 白
緑/黄 - 白

分岐タップを使用して、写真のように接続します。
ちなみに常時電源(赤)は、オーディオから取りました。

この時点で黄色は接続しませんが、後で本体との接続を行うために、
ギボシ端子を接続しておくと便利です。

2.リレーの動作確認
リレーが正常に動作するかを確認するため、バッテリーを接続し、
黄色をGNDに接続します。
これでリレーが導通状態になり、ウインカーが点灯状態になります。
(点滅はしません)
インパネのウインカーランプで確認できると思います。
点灯しない場合は、結線を再確認して下さい。
3.本体の取り付け

助手席の膝元前面にあるパネルをはずします。
ヒューズボックスが入っているパネルです。

窓側エアコン吹き出し口の下にソケットパネルがあり、
一番上のコネクタの以下の線に、分岐タップを使用して本体の青と緑を接続します。

白/赤縞 - 緑
若葉/赤縞 - 青

本体の赤色は常時電源なので、オーディオ電源から取りました。
本体の黄色とリレーの黄色と接続します。
橙は、とりあえずGNDに接続しておきます。

4.本体の動作確認
この状態でドアロックを行い、ハザードが点滅すればOKです。
本体内部のディップスイッチで点滅回数が選択できます。
自分は、開:4回 閉:2回の高速モードで使用しています。
5.サイドブレーキ信号の接続
サイドブレーキの下から信号を取るため、中央コンソールを外します。
サイドブレーキの脇にある線に本体の橙を接続します。
これで、サイドブレーキが引かれている時だけ、アンサーコールバックが働くように
なります。
走行中にドアロックして、ハザードがついてしまうような恥ずかしい思いをしないで
すいます。


6.本体の取り付け
最後に本体を取り付けます。助手席前のパネルは微妙に隙間があるので、
ここにテープで留めました。

後は、パネルをもとに戻して作業完了。

取り付けが終わってしばらくは用も無くリモコンを操作して、ニヤニヤしていたものです。
自分で取り付けた人だけが分かる喜び?(^o^)

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