デットニング

※車を加工することは危険と伴いますし、メーカーの保証も受けることができなくなります。
これらの加工はあくまでも自己責任で行ってください。発生した問題には対応しません。


−使用機材

エーモンのデットニングキットです。

レジェントレックス 3枚
アウター用制振シート 2枚
吸音シート 2枚が
梱包されています。

アコードのフロントだけなら充分あまります。
−見慣れたフロントドアのインパネ−

まず、こいつをはずします。
外し方は、SONYカーオーディオのページを参照すると便利。
パネルを取って、接続されているコネクタを外します。

注意すべきはドアランプの取り外し、
ドア開で点灯するので、パネルを外しているうちに、
とんでもなく熱くなってます。(5Wしかないのに)
−インパネを外した状態−

内側は、防水用のビニールシートに覆われています。
こいつを除去します。
縁に付いたクリーム色のものは、接着用のブチルゴム。
こいつがとっても、やっかいもの。
−格闘、ブチルゴム−

作業をやった当日は、気温32℃。
熱さでゴムもいい感じに溶けて、はがすとこんな感じでした。

このよく伸びるゴムを取り除くため、ガムテープを貼っては剥がし、
貼っては剥がし、の繰り返し作業。

手にもくっつくし、ほんとにやっかいです。
−防水シート除去後−

無我無心でガムテープを貼り続け、きれいに取ることができました。
スピーカーも取り外して、ここからいよいよデットニング作業開始。

まず、奥のアウターパネルに制振シートを貼り付けます。
スピーカー周りに貼り付けるのが効果的。

更に、スピーカー部の制振シートの上に吸音シートを
貼り付けて、音の乱反射を防止します。
−空洞の密閉化−

外側の開いている穴にレジェントレックスを貼り付けていきます。
これで、スピーカーの裏側が密閉空間となり、
ウーハーボックスの役割を果たすようになります。

注意点は、ドアノブに繋がっているワイヤーがちゃんと動くように、
パイプに通してから、レジェントレックスを貼るようにしましょう。
−発泡スチロール除去−

すいません。ここから左ドアです。

インパネの内側左下に発泡スチロールのブロックがついてます。
これは必要ないので、取っ払ってしまいます。
(これがあると、取り付けができない。)
接着されていますが、日なたで暖めておいたら簡単に剥れました。
−防音テープ貼り付け−

ドアノブと平行あたりのインパネと接触する部分に、
防音テープ(エプトシーラー)を貼り付けます。

これで、低音にあわせてインパネがビビってしまうのを防止します。
左ドアを後から作業したので、右ドアよりきれいに貼れました。
−できました−

インパネをもとに戻して、作業完了。
見た目はまったく分かりませんね。(当たり前だ)

エーモンのデットニングキットでは、アコードの場合は、
材料がかなり余りました。
この余りで、そのうちリアドアもデットニングします。

−インプレ−
見た目はまったく分からない地味なデットニングも、音質にはかなり効果がありました。
低音が切れるようになり、ボケた感じだったウーハ−が、スパッと歯切れがよくなります。
音のパワーの密度が上がったような感じがします。

ただ1DINの内蔵アンプ(35W)を使っているので、
スピーカーがアンプ負けしているのが、余計に目立ってしまいました。

音質の他に意外な効果が、、、
ドアが重くなったことで、開閉時の音がよくなりました。
バズッ、と気持ちよい音を立てて閉まります。

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